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ストレスを悪者にさせないために

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                 ストレスは悪者ですか☆

 ストレスは、とかく悪者として扱われがちです。 ところがこのストレスは、実はなくても困るものなのです。

 ストレスがまったくない状態が理想なのかというと、そうでもないようです。 ストレスがある程度ないと仕事も学問も進まないし、遊ぶ楽しみさえ半減します。 ここまで人類が文明を築きあげた背景には、ストレスによる刺激が一つの大きな原動カとなったのは確かなようです。

 ストレスが一切ないと頭も鈍ってしまうし、体の機能も哀えてしまいます。 定年を迎えて社会的ストレスから開放されると、急に老け込む方が多いようです。

 適度なストレスは、私たちのやる気を起こし、作業効率を上げるなどの良い結果をもたすのです。つまり人間的な成長や、能カをの伸ばす力にもなっている場合も多いのです。

 しかし、気づかないうちに、過度なストレスが長期間こころや体に影響しつづけると、さまざまな危険信号ともいえる体の不調や心の変調が表れてきます。

 そもそも、ストレスという言葉は、1935年にセリエ(Selye)博士が初めて使ったもので、医学的には「なんらかの刺激が体に加えられた結果、からだが示したゆがみや変化」と定義づけられています。その原因となる刺激を【ストレッサー】というのが正式です。

 【ストレッサーは大きく分けて4種類!】
   ○物理的ストレッサー …気温や騒音の刺激、放射線による刺激など。
   ○化学杓ストレッサー …酸素の欠乏・過剰、薬害、栄養不足など。
   ○生物的ストレッサー …病気、けが、寝不足など。
   ○精神的ストレッサー …人間関係トラブル、精神的苦痛、不安や恕り・怨み・緊張など。

 もともとは物にカを加えることで生じるゆがみを指している言葉でした。よく例えられるのが、ゴムボールを指で押すと、ボールはゆがんだ形になります。これが「ストレス」のかかった状態です。



 そして、押している指が【ストレッサー】ということになりますが、指を離せばボールは元の丸い形に戻ります。しかし、いつも押えつけていたり、弱い素材のボールや使い古したボールなら壊れてしまうこともあります。
 こころや体も様々な要因によって、使い古しのゴムボールと同じ影響を受けるのです。
 ストレスという言葉は、いまや私達の生活の中で日常的に使われていますが、その詳細な内容については意外に知られていないのが現状です。まずはこのストレスの正体とそのメカニズムについて正しい認識と理解が必要ではないでしょうか。


ストレスでペチャンコになっていませんか。

 ストレス解消をせずにいると、ストレスが悪者に変わってしまうため、適度なストレスの程度を日頃から知っておくようにすることが、ストレスを悪者にせずストレス解消にも繋がりやすくなります。

 ●受けやすい人と受けにくい人
 人間が生きている以上、ストレスのある状態から完全に逃れることはできないのです。
 例えば、気温の寒暖の差、入学、就職などの日常の出来事もストレスの要因となるからです。 同じ状況でストレスを受けても、その影響を受けやすい人と受けにくい人がいるからです。

 例えば、同じような仕事をしていても、睡眠時間も少なく、休日に気晴らしの時間をとらないでいる人の方が、ちょっとしたトラブルが起こっただけで一気に落ち込みやすく、疲れがからだに現れがちです。また、同じ人間関係の間でも、受けやすい人はストレスをため込み、うつ病をはじめとするこころの病になりやすい傾向になります。

 このように同じようなストレスを受けても、毎日のライフスタイルやこころの持ち方の違いによって、それをうまく回避して溜め込まないストレス解消をする人と、逆にためこんでしまう受けやすい人の違いがあります。

 生きている以上避けられないのがストレスとのお付き合いです。そのため、ストレスに心身が振り回されないよう、毎日の生活を工夫していくことが必要になるのです。



 ●突然死の研究をしているお医者さんのお話しをご紹介します。
 突然死で亡くなった人を解剖すると、決まって腎臓がものすごく未成熟なのだそうです。 体格とは全然関係なしに、腎臓の上部にありホルモンの分泌を行う副腎がとても小さくて貧弱で、生育不良というか、要するに成人に達していないような副腎をもっている。とのことです。

 この理由は明らかではいですが、まったくストレスを受けないで育つとそうなる可能性があるとのこと。 適当なストレス、あまり強いストレスでは逆効果になりますが、子供の頃からあ程度のストレスを受けながら育ったほうが、ストレスに強くなる可能性があるというわけです。

 ストレスの少ない温室で育つと、ストレスに極喘に弱い、すぐにキレたり自殺してしまうような子供になるということです。 やはり適度のストレスはあったほうが良いことになります。


 「たかがストレス」でも、これをため込んでしまうと健康を守るための生体恒常性の仕組みが乱れ、全身の不調のあらわれを招くきっかけになることもあるのです。
 従って過度なストレスを自分自身で早めに気づくこと、適度にストレス解消していくことがこころの健康を守る上で大切になってきます。

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